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お客様が壊れた部品だけを持って当社にいらっしゃることがありますが、半分以上のお客様が“出直す”ことになってしまいます。その理由は、部品だけ見ても、どのメーカーのなんという機種の部品なのか判断することは非常に難しいからです。各製品の以下の部分をメモに控えていただくか、携帯などで写真を取っていただけると、スムーズにご相談にのることができます。
●水栓の場合はメーカーの刻印
●キッチン・洗面化粧台は扉の内側のシールの型番
●ユニットバスはドア枠や点検口付近の型式
●トイレはタンクのフタの裏の刻印
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冬場になるとお客様から「便器から水が漏れている」というクレームでメンテナンスの依頼を受けることがあります。しかし、そのほとんどが便器の“たまり水”の冷たさに空気中の水分が露になって床に垂れたことが原因です。とくに石油ファンヒーターなど、火を使う暖房器具をお使いのお宅で散見されます。ほかの暖房に比べて湿度が高いことが原因です。決定的な解決策はないのですが、暖房温度を少し下げ、ホットカーペットを併用したり、便器を防露タイプにしたりするなどが考えられます。
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